ZBrushや3Dプリンタとかの造形メモ

ZBrushなどのいじり方や3Dプリンタ等自分用備忘録 文章ユルめ ディーラー名 ZoeaLabo/梨工房として活動開始

Anomalocaris saron 続き: Setal blade構造をどうするか悩む

造形開始時点では割と無視していたが、今更になって背面表面のsetal blade構造(鰓構造と考えられているらしい)を盛り込むか否か悩む。saronでの記述は適当に検索した程度ではみつからなかったが、共通の構造のようなので試しにラフに描き込んでみた。

節のないシンプルな形状に見慣れていたため最初は違和感があったが、これはこれで墨入れしたらカッコ良さそうだし良いかもしれぬ。これに関しては別ツールで造形しておいてひとまずは選択できるようにしておいて後で決めよう。ただし、あまり造形的に主張をさせすぎない程度、全体のシルエットに影響しない程度の、墨入れで見えてくる感じの筋彫りクラスの構造に留めるつもり(だがプリント解像度以下になってしまう可能性もある....)

 

頭部の硬構造は化石を見る限りありそうであるが、表面上そこまで分離して目立ったかどうかよくわからないしなによりカッコ悪いので控えめにしておく。

首の3対の小型の鰭はアノマロカリス科、アンプレクトベルア科に認められるらしく多分ありそうなので造形を含めることにする。

 

f:id:nsk31:20181108001840p:plain

 情報量バランス的にはこんなもん程度に抑えるのが良さそうか(下図は両subtoolが両方表示された状態)

f:id:nsk31:20181108023438p:plain

ヒレの筋構造の描き込みは、一度sculptrisで表面を撫でて必要箇所を分割したのち(あるいはメッシュ自体をさらに分割)、alphaを乗せたstandardbrushで描くのが良さそう。上のsetal bladeはslashで無駄に描いてしまったので汚い。

まぁいずれにせよsetal bladeは繰り返しパターンだから、別ツールで鰓弓ごとのパーツとして組んで並べるつもりではある。

 

f:id:nsk31:20181108010534p:plain

 

本日は検討したのみ。大して進まず。

 上記のテクスチャリングに入る前にまずは付属肢を作る方が先かも。

Anomalocaris saron 造形続き:口器及び腹側節の造形

本日は口器と腹側の節を造形。

口器は歯ごとにパーツを組まずに円盤から一体で造形。slashで切り込み、clayで盛り上げてsnakehookとpinchで成型という感じ。本当は各パーツを組んで行ったほうが正確にシャープに造形できるとは思うが、スケールに対してそこまで詳細を完璧にしすぎる必要はないよなぁと途中で気づく。また、パーツを組むことがメインになってしまうと粘土をいじっているという面白みがない。そういうのは他のツールでやれば良い。

 

デジタルは無限に拡大できるから際限なく細かく作り込めるけど、実物として出すことが目的なのでどこまで必要かサイズ感を考えて作るべきである。また、今後は際限モデル的なものだけの造形ではなくなってくると思うので、全てを作り込むとボケる気もする(写真をベースにしていたときよくそれで失敗していた)

 

f:id:nsk31:20181106234540p:plain

 

腹側の節は実際の構造が不明のため少々悩む。節構造が内臓(鰓??)に反映されている以上、ある程度の屈曲はなされていたと思われるため、似たような動きをしそうな生物を図鑑で調べて参考とした。今回はカゲロウの腹部を参照している。腹側は重なりがあるものの、背面よりも凹凸は少なめという感じ。本当はもっと最新の論文を引っ張ってこれれば良いのだが....

 

f:id:nsk31:20181106234623p:plain

 

造形自体はslashで切り込んだのち、マスクをしてmoveしたりで造形を進めていた。が、完全に今更になるがoptionを押しながらだとブラシがマイナス方向に働くことが判明。そこからはプラスマイナスclayブラシを主に使用。

Zbrush使い始めて一ヶ月もこれに気付かないとは....でも標準ブラシにdamstandardなんて用意してあるのが良くないと思う。 optionはオブジェクトのローテート用キーでもあるし。

 

下図はまだ切り込みが甘い途中経過

f:id:nsk31:20181106234615p:plain

 

明日は一番手間取りそうな触手の造形と尾部、複眼に手をつけたい。

 

Anomalocaris saron テストプリント

昨日の作成中データのバランスを確認するため、ひとまず左右対称化したうえで尾部を除く本体のテストプリント実施。印刷時間は15時間10分間。

全体のバランスはなかなか良い感じであるが、眼柄と眼が一体化しすぎていて分離感がない。また、眼の角度も少し違和感があるので要修正。ひとまずこれベースに造形を進めていこう。

f:id:nsk31:20181106015851j:plain

 

今回の出力品の全長は約140mm。本種のサイズとしては1/1スケール内と言える。ゆえに極少数生産ならレジン複製せずに一体型の出力品をそのまま出すって手もあると考えられる。ただし、1つ出すのに16時間はちょっと時間かかりすぎなので、5個以上くらいならば本体レジン複製、側部及び尾部ヒレや触手などのパーツはプリント品の合わせ技が望ましいと思われる。
しかしながら、長い尾だけが問題。これは複製厳しそうである。プリントするには長すぎの細すぎなので確実に曲がってしまうし、プラ棒などを引き伸ばして徐々に細くするなどで作成がベターか?

 

f:id:nsk31:20181106015911j:plain

 

 

印刷物に何本かガタつきによる断層が認められる。そこまで酷いわけではないが、位置的に毎回再現性があるようなので、一度本体をバラしてローラー調整したほうがよさそうだ。 

 

f:id:nsk31:20181106015924j:plain

 

サポートだけでだいぶレジン浪費。サポート32g本体34gのほぼ半々。

 

f:id:nsk31:20181106015945j:plain

 

 wanhao water washable clear使用。

 

f:id:nsk31:20181106020010p:plain

 

スライサーの予想は結構短めに見積もられるようである。

f:id:nsk31:20181106020021p:plain

Anomalocaris saron造形の続き:触手の形状と鰭の配置

本日は正面触手形状の調整と鰭の配置を実施。

f:id:nsk31:20181105001028j:plain

 

昨日時点の触手は前に伸びすぎていて、どう考えても口に物を運ぶことができない形状だったので修正。たが、正面から見ると昨日のほうがカッコ良いので結構悩む。結局両方共試しプリントして修正版を選択した。

f:id:nsk31:20181105001106j:plain

f:id:nsk31:20181105001121j:plain

 

鰭は一枚一枚subtoolをコピーして植え込み。この時点でtransposeで一枚づつ角度調整まで実施。全体にバランスをとった後に一枚一枚ブラシで整形していく予定。なお、saronには鰭背面の鰓状構造はどうもなさそう?なので平たいままの造形にする予定。節も腹部のみのようである。

 

f:id:nsk31:20181105001127j:plain

 

この時点でもテストプリント。wanhao waterwashable clear使用。前よりも露光を1sec増やしてofftimeも同様1sec増やして精度アップを狙う。その分時間食うけど......。実際のとここのモデルは透明である必要はないので純正の色付きレジンを使用したほうが良いかもしれない。IPAで洗浄するの面倒だけど。

f:id:nsk31:20181105001218p:plain

 

明日は触手の棘と腹部の節の造形に取り掛かる予定。

 

Anomalocaris saron 造形続き、Transposeでのコピー、複数subtoolのTranspose

本日はAnomalocaris saronの続き。全体の調整に時間がかかり、なかなか細かい部分に入れず。

f:id:nsk31:20181103223024p:plain

 

途中経過

ここから1枚目にもっていくまでに2時間もかかってしまった。だが、この時点できちっとバランス調整しておかないと後々苦労するのはわかりきっているため、時間をかけておく。もっとデッサン力がついてきたら早く完了できるのだろうけど、現時点では体積のバランスを捉える力が不足しすぎている。

f:id:nsk31:20181103223828p:plain

 

今更気づいたが、Transposeのmoveの際にcontrolを押しておくと同subtool内でコピーできる。トゲの造形のためにアホみたいにsubtool並べてしまい苦労したゾエア作成時に知っていればもっと楽になったのに...。動画でいろいろ作例を見ていると歯や棘の造形に使われているようである。

f:id:nsk31:20181103223214p:plain

 

また、複数のsubtoolを選択して同時にtransposeもできるようである。右上の短冊をクリックして複数短冊にした状態でcontrolshiftで対象を選べる。brushにも使えれば良いのだが...(もしかして使えるのかも??)

 

f:id:nsk31:20181103223133p:plain

 

ひとまず明日中にはテクスチャまで進めたいところ。

Anomalocaris saron(アノマロカリス サーロン)造形開始

ずっと前から作りたかった生物を造形開始。アノマロカリス類はカナデンシスが多くモデル化されているものの、それ以外の種類はほとんど見ない。博物館展示品で大型のラッガニアモデルを見た程度か。

誰も作ってくれないのなら自分で作るしかない。最終的には既知全種作ることを目標としたいところ。

まずはAnomalocaris saronから造形を開始。基本的な形態はカナデンシスに近いが長い尾が特徴の美しい種である。サイズも50cm程度であるので1/1は一応可能。

全体のバランスを確認するために、ラフな形状から造形。ヒレなどは個別のsubtoolで製作がベターと思われるが、最初にガイドを作っておかないと流れがガタガタになりそうなのでおおまかな一体型を製作。

 

f:id:nsk31:20181101044039p:plain

 

アノマロカリス類は全種キット化を目指したいところ。

Forgerで造形したデータをZbrushで編集→印刷

本日はForgerで作成したデータZbrushで編集して印刷までを実施。

Forgerapp内でobj形式にエクスポート、iMacZbrushに読み込ませて胴体の余計な部分を削除、エラを造形。頭蓋骨下部がスカスカすぎたので盛り上げなど全体的に調整したうえで、印刷用にSTLで書き出し(menuのzplugin→3dprnterHUB)。

f:id:nsk31:20181101012935j:plain

 

Photonでの印刷条件。wanhao water washable clear使用。印刷時間的に横だおしにすべきだった気がする(これで6時間半)

f:id:nsk31:20181101012939p:plain

f:id:nsk31:20181101012948j:plain

 

印刷結果はわりと良い感じ。だがやはりテクスチャは甘くなるので、もう少し大きく印刷するか大げさ気味に造形したほうが良いかも?。透明だと分かりづらいのでサフを吹いてみたい。

 

f:id:nsk31:20181101012953j:plain

 

今後ペイントの練習もする必要があるのでひとまずアクリル絵の具を買ってきた。アクリルガッシュは持っているが(たしか中学の美術の授業で使ったもの)、ガッシュは不透明のため、クリーチャーペイントのように薄めて塗り重ねる方法には不適らしい(血管の色を浮かせるような)。ドールメイク用に何本かリキテックスソフトを持っていたため下記セットを購入(1,700円)

 

f:id:nsk31:20181101013831j:plain

先述の通りペイントは完全に素人なので、何かしら参考にして練習したほうがベターと思われる。Stanwinstonstudioの動画を購入するのもアリかな?youtubeにアップされてるプレビューを見るだけでもかなり参考になりそう。

Stan Winston School of Character Arts

Creature Design Part 2 - Maquette Painting Techniques - PREVIEW - YouTube

 

 



iPadProで造形練習

しばらく出張でお出かけしていたので、ipadPro用の"Forger"というapp http://forgerapp.com を使い新幹線移動中に造形練習。ほぼほぼZbrushと同じ感覚でスカルプトできるので凄い。

テクスチャ乗せもできたりいろいろ機能があるようだが、よくわからないので今のところ基本ブラシしか使っていない。

以下フクロウナギをイメージしたもの。最初はアナゴのような魚をイメージしていたためアゴのサイズは中途半端。ここまでで1時間ぴったりくらい。胴体は別subtoolで作ってみたいところ。

f:id:nsk31:20181029212130p:plain

f:id:nsk31:20181029212143p:plain

 

龍ヘッド。ヘッドのリファレンスはガビアル。どういう胴体をつなげるか未定。当初樹上生活の龍を考えていたが、それにしては装飾が邪魔になるし...水龍だとしても大きなヘッドは不利だし(ウミヘビのような形態が自然)...イマイチコンセプト的に考え不足。まぁ練習ということで。1時間である程度練習できるのなら、メインの造形とは別に毎日課題を決めてやるのも面白いかも。

 

f:id:nsk31:20181029212148p:plain

 

これまでは今回のように外でスケッチしたりだとかは恥ずかしくてなかなかできなかったが、そうは言ってられない状況に自ら追い込んでしまった。完全に見切り発車で来年のGWC (GARAGE WORKS COMMUNICATION act.XiX)http://g-wc.netのディーラー参加を申し込んでしまったのである。冷静に考えるとあと四ヶ月半くらいしかないので相当がんばらないとまずいぞ....造形はもちろんだが、レジン複製とペイントも計画的に練習していく必要がある。

でもまぁ 本気出せばなんとかなるでしょ。明日から本気出す。

 

 

 

 

 

 

プランクトンフィーダー的な生物の造形続き

昨日ザクッと造形した生物の続きを進めた。

が、やはり最初にきちっと形状をきめていなかったため迷走しまくりであった。それぞれの部位の役割を決めてないため、筋肉の配置や骨格の強度なども方向性が決まらず。

 

ひとまずそれっぽいかなぁ程度どまりとなってしまった。まぁでも形状複雑にすれば良いってもんじゃないし、海の大型生物って案外凹凸のない形状してるしね。ひとまずこの状態でこれ以上進める意味はあまりないため一旦完了とし、レンダリングだとかプリントして塗装してみたりとかする予定。塗装に関しては完全に素人なので、方法を調べながらやらねば....。ひとまず手持ちのアクリルガッシュとかで良いかな...

 

f:id:nsk31:20181025023323p:plain

 

次は事前にある程度細かいところまでスケッチしたものを造形するようにしてみよう。細かい部分もリファレンスを見ながらきちんと再現するようにしなきゃですね。なんとなくで形作ってたらそこどまりになりそうなので。

 

 

サメのような海獣のような何かの造形開始

ゾエアはひとまず置いておいて、新たに造形開始。今回はあらかじめipadでスケッチしたうえでのぞんだものの....途中から完全に別物に流れてしまった。

 

初期はジンベエザメヒゲクジラのようなプランクトンフィーダーをイメージして造形しつつ、水よりも軽量な液体と気体の境界面に生活している感じに(背部甲殻が境界面に半分でる感じ、眼は液体上下両方を見れるように配置)。だが、何故か眼は複数で積極的な捕食者タイプに該当するいまいち矛盾する形である。まぁ形態が変な部分は繁殖時のディスプレイ的なあれってことで(だいたいそれでごまかせる)

 

ラフな形状検討。この辺りで頭の部分を伸ばしてみたり何時間も行ったり来たり。イメージがきちっとできてないと迷走しますね。メッシュとかは崩壊をあまり気にせずにとにかくラフにザクッと。ガタガタでも良い感じの形になったらdynameshかけなおして修正。

f:id:nsk31:20181024024450p:plain

 

いまいち地味な感じすぎたので、生物的な根拠とか一切考えずザクザク要素追加していって本日は最終的にこんな感じに。なんだこれ....

f:id:nsk31:20181024024704j:plain

ひとまず印刷出してみて様子を見てみることにする。

背面の形状がいまいち説得力にかけるので何かしら変更したいところ。

 

しかし相変わらず何も考えずにいるとヒョロい造形に流れるので印刷範囲が狭い光造形とはイマイチ相性が悪いですね。

f:id:nsk31:20181024024506p:plain



 

 

ゾエア印刷サイズアップ検討

前回のスケールでも細いパーツが出力されなかったため、さらなる拡大印刷の検討を行った。今回は中身のみをプラットフォームに乗る限界ギリギリまで。印刷時間12.5時間くらい。

これで三本目の脚からはなんとか出力されるようになった。二本目までは諦めて形状変更かな(いずれにせよ現物も前肢は未成熟なはずではある)

細かい部分はともかく、ここまでこれたのは嬉しいですね。

 

f:id:nsk31:20181023002439j:plain

 

足先の毛に関しては細いためサポート不要と考えていたが、細すぎるゆえ印刷中に曲がりやすいようだ。また、引き上げ後の硬化でも歪みやすい。取り外しの手間はかかってしまうが追加が望ましいと思われる(ライトのコンタクト0.05あたりで)。

 

f:id:nsk31:20181023002445j:plain

 

しかしこのスケールだと、甲殻の全長が450mm程になる....いくらなんでもデカすぎる気がするがそれはそれで唯一無二になりうるので良いか。

 

甲殻は分割印刷して組んだうえで透明レジン複製する予定。その際胴体との組み合わせ部のザグリと形状再検討を要する。また、正確に真っ直ぐ組めるようにツノ部のダボも考える必要あり。細かい棘がどこまで出るか不明なので、結果次第でモデル修正も考えられる。

 

レジン複製自体初なのでうまくいくだろうか....うまくいったら販売まで行きたいね(多分自分以外需要無い予感しかしないが)

もし販売するとしたら450mmフルサイズと、詳細部省略の200mmサイズの二種類かなぁ。細かいとこ無くても十分魅力ある造形の生物ではあるので。

 

f:id:nsk31:20181023005237j:plain

 

いずれにせよ透明レジン化に関してはひとまず後回し。ベースデータ自体は完成したと言えるので、次の造形を優先することにする。

 

今回の印刷条件

f:id:nsk31:20181023005502p:plain

スライスプレビューだと細かいところも出ているはずだが....

f:id:nsk31:20181023005523p:plain

 

丸ごと3分割スケールver。脚の毛が全く出力されていない。

f:id:nsk31:20181023003731j:plain

 

ゾエアのテスト印刷→再分割

昨日仕掛けた2分割サイズのプリント完了したものの、このスケールだとLCDの解像度限界以下のようで細かい棘や繊毛が出力されていない....

f:id:nsk31:20181021123327j:plain

改めて3分割にして拡大再印刷。印刷設定に関しても、bottom layerが前回薄すぎて二次硬化時歪んでくるので2倍に、細い部分に少したれ下がりがあったので露光時間も2秒ほど伸ばしてみた。印刷時間は16h28min予定。長い!(→データミスだったようで実際は8時間程度だった)

サポートはどの程度で止めておけば良いのかはよくわからない。出してみないとわからないので難しいところ。

f:id:nsk31:20181021123400p:plain

 

ひとまずこれで細い部分が出力されていれば完成。ダメならさらに分割して拡大する。

本作のモデリング作業はこれでほぼ終わりなので次の造形にとりかかろう。

 

 

ゾエアの仕上げと印刷

前回から少し時間が空いてしまった。やはり仕事後は疲れて寝てしまう。

一本作成済みの脚を複製・サイズ調整して配置。前肢も作成。

moveを使った時にポリゴンが伸びて崩壊してしまうことがありちょっと困る。どうすれば良いのかよくわからなかったので崩壊して部分はスムースしてごまかす。

f:id:nsk31:20181020231801p:plain

 

複眼は本来alphaとかIMMとか便利ツールがありそうだが、正直よくわからないのでsculptrisONのinflateで一個ずつポンポンと描き込んでいった。

 

f:id:nsk31:20181020231811p:plain

 

さてこれが印刷できるのか....

 

f:id:nsk31:20181020231819p:plain

分割方法はいまいちよくわからなかった。dynamesh化して引き算する方法がなぜかうまくいかず。結局trimrect?で切り取って、透明表示の状態で反対側も見た目で合わせて切り取るというアナログ極まる方法で分割。ただしこれではダボが作れないので後で接着する時に困るかも....。正しい分割方法を知りたい。

ひとまず印刷は4時間ほど。

f:id:nsk31:20181020232240p:plain

 

ひとまずこれで完成といっていいかな。脚の数については正しくないと思うが、発生ステージで形態が変わっていくため資料不足だったという言い訳をしておく。

f:id:nsk31:20181020231827p:plain

f:id:nsk31:20181020234150p:plain

 

ゾエア造形 脚と尾やトゲ subtoolの管理

ようやく全体の形は取れたので尾と脚に着手。

いろいろ試したが結局全てsubtoolで配置することになった。トゲはappendでシリンダーを召喚してscaleなどでサイズ調整したのちdynmesh化。pinchで細くしてflattenで押しつぶし。

f:id:nsk31:20181015234046j:plain

f:id:nsk31:20181015234055j:plain

 

脚は本体の節と同様の造形方法

f:id:nsk31:20181015234114j:plain

 

sculptrisでトゲを追加していく

腹側の脚の正しい形状はよくわかんない。ググった程度の写真資料ではどうもはっきりしない感じ。

博物館とか論文で今後情報収集したい。が、今回は完全に正確なモデルを作ることが目的ではないため、ある程度別種など参照して補完。生物の形状として破綻の無い程度にとどめることとする。そもそも完全な(研究用)生物モデルならばCTスキャンで良いのだ。

f:id:nsk31:20181015234123j:plain

 

この時点でsubtoolが53個!にもなっていたので整理の必要が出てきた。

PSのようなグループ化による同時選択はできないようだが、段落のようにたたむことはできるらしい。subtoolの→ナンバーを入れると下のsubtoolが段落扱いになるようである。その状態でauto collapseをONにすると、他のsubtoolを選択している時に畳まれる。いまいち使いづらいが活用していこう。

ただ、やはり同時選択はできないので、一旦saveして別途保管。改めてmergeしたファイルで作業を進める必要がありそう。mergeしてからpolygroupを活用したいが....まだやりかたがよくわからん。

上記方法は公式動画参照↓

#AskZBrush: “Is there anyway to group Subtools for visibility purposes in the Subtool Palette?” - YouTube

 

甲殻がガタガタなのでどうするか。subdivレベル下げてスムースしてから戻せばええんかな?というかこの時点でまだdynameshのままなのでなんか違うきもするぞ?でもsculptrisproとsubdivレベル併用できないみたいだしどちらかを選ばんといかんのか?

 

手持ちの参考書はsculptrispro導入前なのでsubdivベースで造形しているが、現状どうすすめるのが正解なのかよくわからんね。まぁいまのところ目的は達成できているので良いとするか?

 

f:id:nsk31:20181016000809j:plain

 

ひとまず良い感じになってきた。次は前肢とかを造形していこう。

脚のポージングはzsphereのrig?を使っていきたい

f:id:nsk31:20181015234129p:plain

ゾエア本体の節と尾のトゲ造形

眼形状修正と眼柄の造形追加は完了。全体の大まかなシルエットもなかなかかっこいい感じに取れたので、あまり長引かせずに節の造形開始。

f:id:nsk31:20181009013603p:plain

ひとまずはdynamesh128-256で造形を進める。

節はslashで下書きののち、damstandardで少し彫り込んでそこからmoveで形をとった。そこから内側にむかってslashで彫り込み。dynameshをかけると彫り込みが埋まってしまうので、そろそろdynameshは解除がベターか。

あとは胴体部は重なりと断面形状を意識して造形。尾の裏側があってるのかは不明なため要調査。

f:id:nsk31:20181009013628p:plain

f:id:nsk31:20181009013646p:plain

f:id:nsk31:20181009013720p:plain

尾っぽは別に細かくいじりたいので、本体をduplicateしてから余分なものをclipcurve? (command shift)で除去。

先端のトゲはsculptrisしたsbakehookでも伸ばせなかったので、結局subtoolでシリンダーを呼び出して、scale調整したのち、dynamesh化してpinchiで尖らせつつflattenで全体を平たくおし潰す。これを複製して並べればOKかな。これらをグループ化してまとめてmoveできればよいところ。

f:id:nsk31:20181009013752p:plain

f:id:nsk31:20181009013756p:plain

f:id:nsk31:20181009013801p:plain

ポリグループって機能もあるらしーがよくわかんないです。そのうち使おう。

ひとまず明日は脚の造形に入る予定。

ようやくなんだかいじり方がわかってきたきがするぞ!(基本的な機能しか使ってないけど....)