ゾエア印刷サイズアップ検討
前回のスケールでも細いパーツが出力されなかったため、さらなる拡大印刷の検討を行った。今回は中身のみをプラットフォームに乗る限界ギリギリまで。印刷時間12.5時間くらい。
これで三本目の脚からはなんとか出力されるようになった。二本目までは諦めて形状変更かな(いずれにせよ現物も前肢は未成熟なはずではある)
細かい部分はともかく、ここまでこれたのは嬉しいですね。
足先の毛に関しては細いためサポート不要と考えていたが、細すぎるゆえ印刷中に曲がりやすいようだ。また、引き上げ後の硬化でも歪みやすい。取り外しの手間はかかってしまうが追加が望ましいと思われる(ライトのコンタクト0.05あたりで)。
しかしこのスケールだと、甲殻の全長が450mm程になる....いくらなんでもデカすぎる気がするがそれはそれで唯一無二になりうるので良いか。
甲殻は分割印刷して組んだうえで透明レジン複製する予定。その際胴体との組み合わせ部のザグリと形状再検討を要する。また、正確に真っ直ぐ組めるようにツノ部のダボも考える必要あり。細かい棘がどこまで出るか不明なので、結果次第でモデル修正も考えられる。
レジン複製自体初なのでうまくいくだろうか....うまくいったら販売まで行きたいね(多分自分以外需要無い予感しかしないが)
もし販売するとしたら450mmフルサイズと、詳細部省略の200mmサイズの二種類かなぁ。細かいとこ無くても十分魅力ある造形の生物ではあるので。
いずれにせよ透明レジン化に関してはひとまず後回し。ベースデータ自体は完成したと言えるので、次の造形を優先することにする。
今回の印刷条件
スライスプレビューだと細かいところも出ているはずだが....
丸ごと3分割スケールver。脚の毛が全く出力されていない。