Anomalocaris saron シリコン複製用原型のサイズ検討
本日はシリコン複製用原型として、本体を一発出しできるサイズで追加印刷を実施。体長は大凡14.5cm、全長は倍の29cm程。若干小さい気もするが、この全長ならば1/1スケールと言っても良いサイズである(40cmは最大長と思われる)
また、全長30cmくらいが飾っておける限界サイズかなって気もする。普通のフィギュアと違って横に長いので...
下記出力品はサポートを除去する前に五分以上も二次硬化させてしまったため、取り外し跡がひどい状態。やすりがけしても良いが口器周辺にミスがありサポートの途中軸が食い込んでしまっている。加工の時間を考えると再印刷してしまった方が良いと思われる。
一応もう少し大きめサイズ(体長20cm)も出してみたいため、再分割。
分割方法は次の通り。カットする部分をマスク→toolのsplitで分割→それぞれclose holes→live booleanでダボ作成(下記記事参照)
live booleanはどうも複雑で大きい形状の分割はうまくいかないようであるので、ダボとかの処理に留めておいたほうがよさそう。また、口器が含まれるメッシュはどうもlivebooleanでエラーが出るため、ダボ作成時は別ツールにカットしておいたのち戻した。
シリコン型枠用に昔使ってたレゴを利用。一応全長30cmまでは対応できそうである。
が、そのサイズになるとシリコン消費量が多すぎて予算的に厳しい....。ちょっと考えないといかんね。
しかしシリコンを使ってしまうとはいえ、まずは小型の型で一度練習をしておくべきと思われる。さらに小さいスケールで出力してやってみようと思う。
FDMでも試しに出していた。が、完全にスケールを間違えて体長40cmで出してしまっていたうえ、印刷途中で倒れてしまい半分で終了。やはりたかさの有る造形物は途中でノズルがぶち当たり倒れることがあるので要注意ですね。
今度はスケール修正及び、倒れづらいように角度を緩めにしたうえで絶対に剥がれないよう印刷途中でマスキングテープ固定。印刷時間は13時間ほど予定。
ひとまず複製は単調作業であり、GWCまでに間に合えば良いので原型さえ完成さえれば急ぐ必要はない。現時点では造形及び塗装の方を優先させていきたい。